急いでドアを開けようとしたら鍵が折れて鍵穴に詰まってしまいました。

小学生高学年くらいからだっただろうか。私が自分の体にコンプレックスを持つようになったのは。学年で一番背が高かった私は、何度クラス替えをしても背の順が一番後ろだった。低学年の頃は小さい男子を「チービ、チービ」とからかっていたのだが、出る杭打たれるもので、いつの間にか男子から「デカ女」とか「マリンタワー(横浜出身なので)」とからかわれるようになっていた。だけど背が高いせいか、普通の女子よりは力が強いので、力ずくで男子たちを黙らせていたけれど。

baileherculanecazare_鍵穴だけど、強がってみても所詮心は乙女だ(笑)。実は密かに傷ついていて、背が高くならないように牛乳や煮干しなどのカルシウムをなるべく取らず、ヒールも絶対NGだった。それでも私の願いとは裏腹に、私の身長は178cmに届くまで、ずっと伸び続けたのだった…。

あの頃悩んでいたことも今となっては笑い話だ。こんなに背が高くては一生結婚なんてできないと思っていたけれど、夫はそんな私でも好きになってくれた。ちなみに夫は177cmで私より1cm低いだけなのだけど、私と一緒にいると背の小さい人と思われるそうだ。そして大人になっても相変わらず私は力が強い。夫と腕相撲をしたとき、思わず勝ちそうになって慌てて力を抜いたこともある(笑)。この間も寝坊してしまい、急いでドアを開けようとしたらカギが折れて鍵穴に詰まってしまったことがあった。「この鍵脆すぎない?」とフォローする私に、夫には「怪力すぎるからでしょ」と大爆笑されてしまった。

背が高いことで不都合もあるけれど、まあ楽しく暮らしているのでよしとする(笑)。